歯のはなしHideto Inoue Dental Clinic / Implant Clinic

インプラントと健康寿命

インプラントと健康寿命
健康寿命の大切さが昨今とみに指摘されています。健康寿命は、健やかな暮らしを送る上で目安となる指標。実は、正しく噛むことと、深い関わりがあります。

健康寿命とは?

健康寿命とは、健康上の問題がない状態で日常生活が送れる期間を言います。厚生労働省の発表によると、2014年の日本人の平均寿命は、男性が約80歳、女性が約87歳であるのに対し、健康寿命は、男性が約71歳、女性が約74歳となっています。
つまり一般的に女性の方が長生きですが、健康でない状態の期間も男性より長いということになります。

健康寿命をのばすには?

さまざまなアプローチがありますが、手軽にできる手段として”噛むこと”が挙げられます。噛むと、唾液の出が良くなり、消火を助けます。また、筋肉を使うので、顎の動きが良くなります。
正しい咀嚼法は、舌や口唇の筋肉を上手に使って、口の中で食べ物を右や左へ混ぜ合わせるようにします。正しく咀嚼すれば、唾液もたくさん出ます

欠損部にはインプラント

以前は歯がない所に義歯を入れたり、ブリッジをいれたりするのが一般的でした。しかし、現在では、歯を長く持たせるために、インプラントを入れる方が良いという考え方が浸透してきました。

インプラントで睡眠時の無呼吸症候群が治る?

インプラントで睡眠時の無呼吸症候群が治る?
眠っているときに気道が閉塞して無呼吸になる睡眠時無呼吸症候群が増えています。病因のひとつに、噛み合わせの悪さがあります。歯の欠損箇所にインプラントを入れて噛み合わせ治療を行うことで、気道が広くなり、呼吸がしやすくなって、症状が改善するケースがあります。


正しく噛んで長く健やかに

噛むことは、健康な暮らしと密接につながっています。正しく噛める環境を整え、噛めることの幸せを噛みしめましょう。